この記事を書いた人

伊藤 斉毅

社会保険労務士　伊藤斉毅（いとう　きよたか）

当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は愛知県知多地域を中心に、県内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。（※相談は全国対応です。）
障害年金について少しでも疑問、質問、不安のある方の相談にのり、「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。サポート依頼をするかどうかは後で決めれば良いです。まずはお気軽に相談ください。一緒に考え、解決していきましょう！

　　

統合失調症で障害厚生年金3級を受給できたケース（厚生年金加入中でも受給となったケース）

相談者

相談者：女性　20代　知多市

傷病名：統合失調症

決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級

支給月から更新月までの総支給額：年額約58万円　遡及含め更新まで約141万円

相談時の相談者様の状況

今回のケースは、就労支援施設の支援員の方からの問合せで始まりました。

施設利用者で少し前まで入院をしていて、退院後様子を見ながら就労支援施設にて就労復帰トレーニングを行い、復職したてと言う状態でした。

まだまだ症状としては不安定で、少しでも経済的な支えが欲しい状況。

この就労支援施設には当センターのパンフレットを置いて頂いているのですが、障害年金というものを知り、受給できるならしたいと思い支援員に相談したそうです。

復職し厚生年金加入中ということがどうしてもひっかかり、当センターに連絡したということでした。

就労支援施設にて面談実施。ヒアリングをしていると、症状として陰性症状が強く出ているということ、就労後の調子が良くないなど、受給の可能性はあると判断しご案内。

自分達では書類をどのように作成したら良いかわからないことや申請が負担となり症状が悪化してしまうことも避けたいということ、支援員の方からの紹介なので安心できるなどの理由からご依頼となりました。

相談から請求までのサポート

病歴は長くなく、初診日の証明も取得可能であった為、現在の症状についての整理を行いました。

日常生活状況はどうか、就労での状況はどうか、就労後の状況はどうかなどをしっかりと浮き彫りにし整理。

資料としてまとめあげ、診断書に添付し診断書作成依頼。

また、病歴就労状況等申立書にも現在の状況を織り込みました。

十分内容の書類が揃ったため申請へ。

結果

障害厚生年金　3級

無事に受給決定となりました。

今回は厚生年金加入中であり、一定額以上の給与も得ている状態です。

それだけで不支給と考える方は非常に多いのですが、そうではありません。

日常生活や就労実態はどうなのか、病状はどうなのかという状況次第では今回のケースの様に、受給となることもあります。

しかし、その為にはその旨を審査に勘案足てもらうための準備が必要です。

どんな準備をしたら良いのかというは、ケースバイケースの部分もあります。

また、その準備がどれだけ書類の落とし込めるのかも影響してきます。

なんにせよ、出来る限りのことをして申請に臨みたいものですね。

繰り返しになりますが、就労しているというだけでもらえないと判断するのは早いです。

当センターは問い合わせ方法も沢山用意しておりますので、皆さんのやりやすい方法で構いませんので是非問い合わせてみてくださいね。

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