両緑内障で障害基礎年金1級を受給できたケース(因果関係否認により20歳前障害ではなく、原則の障害基礎年金で決定したケース))
相談者
相談者:男性 40代 東海市
傷病名:両緑内障
決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級
支給月から更新月までの総支給額:年額約97万円 遡及含め更新まで約260万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースは、かなり前に新聞の折り込みチラシに広告を掲載したものを保管してくださっていて、お父様が時間に都合がつくようになったこともあり、再度インターネットで当センターのHPを調べご連絡を頂いた方です。
障害状態としてはかなり悪化しており、ほとんどが見えない状況です。
症状としては該当することはほぼ間違いないのですが、初診がどこになるのかという所に悩まれているとのことでした。
というのは、アトピー性皮膚炎に幼少期から罹患しており、そのステロイド治療の影響があるのではないかと医師から言われていたからです。
また、そうなるとアトピー性皮膚炎での受診についてはカルテが残っておらずどうしたら良いのか分からなくなってしまったそうです。
まずは面談にて詳細を聞いて欲しいということになり、面談実施。
そこでお父様が持ってきて下さった資料から、初診についての証明は何とかなることをご案内。
また、因果関係の有無によっては障害基礎年になるのか20歳前障害年金となるのかという分岐もあることを案内。
できるだけ有利な方になるように申請を進めるべきだとご説明し、専門性が高く、通常の申請でも自分達では大変なので力を貸して欲しいとなりご依頼となりました。
相談から請求までのサポート
まずは病院の予約の関係もあり診断書を先行で作成。
そこでの記載にはアトピー性皮膚炎の記載はなく、両緑内障での病歴を整理することに。
同時に、初診日の証明(受診状況等証明書)の作成が出来るかどうか病院に確認。
作成できる病院に目星がついたため作成依頼。
それらの情報が揃ったので確認、照らし合わせをすると、やはりアトピー性皮膚炎のことをしっかりと提示しないと審査から返戻となる可能性が高いと判断。
アトピー性皮膚炎の病歴と初診日の証明となるものを準備し、審査が因果関係をどちらで判断しても対応できる様な一式として提出しました。
結果
障害基礎年金 1級
無事に受給決定となりました。
審査からの返戻もなく、ステロイド治療との因果関係は断定できないとして、原則の障害基礎年金として決定されました。
無事に決まり、お父様も本人も大変ホッとしていました。
今回、まず最低限確保するべきラインは、「初診不明で不支給を避け、受給権を確保すること」です。
より良い結果としては「20歳前障害年金(所得制限有り)ではなく、原則の障害年金で決定されること」です。
今回は最良の結果に落ち着きました。
医学的観点から因果関係有りとなる可能性も考え、情報をしっかりと提示した上で、返戻なく比較的短時間でスムーズに決定となるよう手を打ったことは大きかったと思います。
また、初診についてお父様がいろんな書類を残していたこともかなり大きいです。
初診が証明できなければ、いくら障害状態が該当していても受給は出来ません。
今回のケースは様々な要素が重なり最良の結果とすることができました。
当センターのHPを見たりしている方々の状況はいかがでしょうか。
少しでも疑問、不安、迷いがあるのであれば是非問い合わせてみてください。
お聞かせいただいた情報から最適な方法が案内できるかもしれません。
障害年金の申請は初回が非常に大事であるということを相談者から最近よく耳にします。
インターネットなどで調べ、障害年金についての情報を得て、それでもなお分からない点が多いということではないでしょうか。
初回の申請は本当に大切です。
しかし、その申請の何が、どこが大切なのかということが分からないまま進めてしまうことも多いのが現状です。
適性な結果が得られるよう、まずは問い合わせてみてください。
当センターは問い合わせ方法も沢山用意しておりますので、皆さんのやりやすい方法で構いませんので是非問い合わせてみてくださいね。
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