うつ病で障害基礎年金2級を受給できたケース(内科初診で認定されたケース)
相談者
相談者:女性 50代 一宮市
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約78万円 更新月まで約241万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースは旦那さんからの1分間受給判定から始まり、その後、メールや電話でのやり取りをしていきました。
エリアとしては離れていましたが、面談をして欲しいとのご要望で、当事務所まではすぐだから来所するとのことで面談となりました。
奥さんが罹患してから10年以上経過していましたが、障害年金の申請はしてこなかったとのこと。
詳細をお伺いすると、その理由が明らかになりました。
調子を崩し、身体症状が最初に出現し、かかりつけ医(内科)を受診し、そこにずっと通っていたことから、障害年金自体を知るきっかけも案内もないままだったからです。
しかし、うつ病の状態も一向に良くならないことから、精神疾患の専門の病院を勧められ、そこで障害年金のことを知ったのだそうです。
障害年金制度そのものや申請方法についてご案内したところ、本人や旦那さんでは手におえないとなりご依頼となりました。
相談から請求までのサポート
病歴自体は最初の内科と次の精神疾患専門病院だけでしたが、実は「精神疾患で内科通院」というのが一つポイントとなります。
障害年金申請では、精神疾患で内科初診が認められないことが多いのです。
その理由は、精神疾患の初期症状であったか、治療行為があったかなどが認定できないことが多いと推測されます。
今回は初診日証明(受診状況等証明書)の作成の際に、どのような記載が必要なのかを案内した上で作成してもらいました。
病院の主治医からも電話がありましたが、説明させていただき、「障害年金の書類作成は初めてでわからなかったが、理由も含めて十分理解でき納得しました」と先生からも言っていただきました。
初診日証明の作成と同時に、病歴、症状の整理を行いました。
本人が会話がうまくできないことや問診時間が短いことから、診断書の内容が軽くなってしまう可能性もありましたが、現在の診断書作成においても日常生活の資料が病状の把握に繋がったとのことで、診断書も現実とずれることなく作成していただけました。
全ての書類が十分な内容となったこともあり申請へ移りました。
結果
障害基礎年金 2級
無事に受給決定となりました。
審査からの返戻も特になく、内科作成の受診状況等証明書も認められ、審査期間も平均より少し短かかったです。
「自分たちでは最後までやりきれなかったので感謝しています。また、無事に受給となって助かります。」と連絡を頂きました。
今回のケースでもそうですが、障害年金の申請は本人、家族にとって手間のかかる作業であり、途中で断念してもおかしくないと感じる方もいます。
また、受診状況等証明書の内容から初診日を否定され、初診日が移動となった場合、納付要件などを満たすことが出来ず、不支給となる可能性も十分にあります。
申請においてどこがポイントになるのか、作成した書類の内容から何を判断、何をすべきなのかが分からないことが多いと思います。
障害年金の専門家でも、中には経験が浅く、1件1件をしっかりと取り組んでいないと見落としてしまうポイントが多くあるのが現状です。
当センターは相談、申請実績もあり、申請に対する考察、研鑽をしっかりとしておりますので安心してください。
障害年金の申請において何がポイントなのか、そもそも制度が知りたいなどお悩みは個々のケースによって全然違うと思います。
当センターでは問い合わせ方法も電話、メール、受給判定等様々な手段を用意しておりますので、どんな些細な疑問質問でも遠慮なく、お客様のやりやすい方法で問い合わせてみてくださいね。
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