心サルコイドーシスで障害厚生年金2級を受給できたケース(遡及認定されたケース)
相談者
相談者:女性 60代 常滑市
傷病名:心サルコイドーシス
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約111万円 更新月まで遡及含み約787万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースはHPを見てご連絡頂きました。
障害年金というものがあることを知ったが、良く分からないし、自分で出来そうにないと思い、インターネットで調べていたところ、自宅近くに専門家がいることを知り連絡したとのこと。
事務所にて面談設定し、ヒアリングをさせていただきました。
初診からすぐにペースメーカーの植え込みが必要であったことがわかり、初診から時間は経過しているが認定日の特例に該当し、遡りの請求ができることが判明しました。
上記のことや制度そのもののことを説明し、自身では出来そうにないのでお願いしたいということになり受任となりました。
相談から請求までのサポート
病歴は非常にシンプルであったこともあり、ヒアリングから病歴就労状況等申立書を作成。
今回は受診状況等証明書と診断書の作成を同時の行いました。
診断書が出来上がり確認したところ、症状等には問題なかったのですが、軽微な不備がありました。
実は不備の内容によっては、修正が必須ではなくなるパターンもあります。
今回は、審査期間が長いことも考慮して、審査から指摘されれば直すという判断で申請致しました。
結果
障害厚生年金 2級
無事に受給決定となりました。
過去の遡りの請求(認定日請求)も認められたため、年金機構からの支払い額に驚いていました。
過去5年分が初回振り込みで一括ではいるのでケースによっては相当な額になります。
今回は認定日の特例に該当していたこともあり、遡及請求ではありますが書類の数は少なく済むというケースでした。
また、年齢が60代ということもあり、ご自身の老齢年金の支給よりも前に障害年金を受給できるようにできたことや老齢年金がもらえるようになった時にもより有利な選択肢が取れる状況を確保することができました。
障害年金は老齢年金を受給するまでの所得の補填の意味合いが大きいのですが、老齢年金を受給するようになっても不利になることはなく、メリットの方が多くなることが多いものです。
老齢年金の受給が近い、かつ障害年金の申請を考えているという方はなるべく早く受給決定した方が良いですし、2級以上になるように申請できればなお良いです。
そんなにうまくいかないのが障害年金申請ではありますが、専門家であれば望んでいる形に近づけるための方法を知っているかもしれません。
本人、ご家族での申請だと最良の形では無かったり、悩んだまま申請受付となってしますことも多々あります。
ご自身達で十分に調べたり検討したりしてからでも構いません。
逆に調べたりしてからの方が専門家の専門性の高さを理解できるかもしれません。
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皆さんの力になれることをお待ちしております。
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