広汎性発達障害で障害厚生年金3級を受給できたケース
相談者
相談者:男性 30代 大府市
傷病名:広汎性発達障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額:年額約58万円 遡及含め更新月まで約117万円
相談時の相談者様の状況
この方はHPからご連絡頂いた方です。
元々ご自身で申請するつもりで、インターネット等で調べていたとのこと。
分からないことがあり、当センターへ問い合わせて、何度か回答させて頂きました。
ご自身で進めていくにつれて、疑問が増え、難しさを理解し、依頼をしたいとのご連絡がありました。
進捗状況を確認すると、思った以上に進められなかったと本人談。
まず、詳細をお伺いするために面談を最寄りCAFEで行いました。
病歴としては非常にシンプルであったため、ポイントは診断書と実際の症状のずれを限りなく少なくすることだと判断しご案内。
ご依頼となりサポート開始となりました。
相談から請求までのサポート
今回は初診から現在まで同一病院であったこともあり、受診状況等証明書は不要でした。
そのため、診断書を作成するための資料作りに注力しました。
発達障害での障害年金申請では、病歴就労状況等申立書を出生から作成する必要があります。
その為、出生からの病歴推移をヒアリングさせていただきましたが、予想以上に状況が複雑であったこともあり、苦労しました。
審査に良い影響を与えるエピソードと悪い影響を与えるエピソードがあるため、それらを整理しながら作成。
診断書作成用資料も十分な内容になったこともあり、診断書作成、申請へと移りました。
結果
障害厚生年金 3級
無事に受給が決定しました。
審査からの疑義照会もなく、申請から結果がでるまでは平均的な約3か月でした。
発達障害での申請は難しいと感じていたようだったので、本人にも喜んでいただけたました。
実は今回初診が厚生年金加入中というのがかなり大きなポイントでした。
就労に悩み、退職することを会社に伝え、有給消化中に初診があったため、厚生年金加入中となりました。
退職後に受診する方もいらっしゃいますが、そうなると国民年金加入となるので障害年金としても2級からとなってしまい、ハードルが上がってしまいます。
また、発達障害は本当に重度の方は少なく、3級該当と非該当のどっちになってもおかしくない状況の方が非常に多いです。
そのため、ポイントを押さえて申請するのかしないのかでは多きな分かれ道になります。
専門家に依頼すると費用がかかりますが、そもそも受給できなければ元も子もありません。
障害年金申請は皆様が思っている以上に難しいです。
ご自身で進めるにしても、専門家に問い合わせてからでも遅くありませんので、是非当センターに問い合わせてみてください。
問い合わせて良かったと思っていただけるよう対応させて頂きますよ。