この記事を書いた人

伊藤 斉毅

社会保険労務士　伊藤斉毅（いとう　きよたか）

当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は愛知県知多地域を中心に、県内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。（※相談は全国対応です。）
障害年金について少しでも疑問、質問、不安のある方の相談にのり、「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。サポート依頼をするかどうかは後で決めれば良いです。まずはお気軽に相談ください。一緒に考え、解決していきましょう！

　　

統合失調症で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談者

相談者：男性　30代

傷病名：統合失調症

決定した年金種類と等級：障害基礎年金２級

支給月から更新月までの総支給額：年額約78万円　更新月まで遡及含み約525万円

相談時の相談者様の状況

この方はHPをみてご連絡をいただきました。統合失調症の子供がいるとのことで母親からのご連絡です。

就労に向けての訓練等をしてはいるがうまくいかず、障害年金の対象であれば受給し、少しでも自立の助けとしたいとの思いがあり、

申請を考えて調べていたところ当センターHPにたどり着いたようです。面談を行い、受任となりました。

相談から請求までのサポート

初診から病院が変わっていないこともあり、受診状況等証明書は不要でありましたが、病歴がある程度長いため、症状の推移を整理したり、診断書作成用資料の作り込みに重点をおき進めていきました。母親の協力もあり、内容の濃い資料となったので、過去分と現在分の2枚の診断書の作成を行い、内容としても現実と相違ない記述だったため、申請へと移りました。

結果

障害基礎年金　２級

無事に受給が決定しました。遡及請求も認められたため、初回振り込みでも相当額が振り込まれたこともあり、本人の今後の援助になると思います。

障害年金の申請は初診日の特定に苦労することもありますが、今回のケースの様に、初診日の証明は問題なくとも、気を抜かず、慎重な準備をすることが大切であると実感しています。特に精神疾患は検査数値では症状の程度を表せないため、診断書と実際がどうしてもずれていく傾向にあります。そこのずれを修正し、本当の姿で審査を受けられるようサポートするのが専門家の役割だと思います。

受給決定だけでなく、遡及認定なのか、等級は妥当かなど、認定結果にも大きな差が出てきます。

専門家として多くの方の相談にのっているからこそ、もっと多くの方にサポートをしないと障害年金申請は妥当な結果に結びつかないと強く感じています。

そのためには当センターを含め、専門家の存在や障害年金制度そのものをもっと認知してもらわないといけないと思います。

当事者が当センターに問い合わせすることだけでなく、これをみた方の知り合いに該当する可能性がある方がいらっしゃれば、こういうサポートをしている専門家がいるんだよと伝えていただけますと幸いです。

問い合わせを頂いた方に、できる限り最大限の案内をさせていただきますので、遠慮なく問い合わせてくださいね。

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