完全房室ブロック(ペースメーカー植え込み)で障害厚生年金3級を受給できたケース
相談者
相談者:男性 60代
傷病名:完全房室ブロック(ペースメーカー植え込み)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金 3級
支給月から更新月までの総支給額:年額約75万円 遡及含み更新月まで約264万円
相談時の相談者様の状況
HPを見てご連絡いただきました。
ペースメーカー植え込みを行い、障害年金の対象であるということは分かったが、申請に関しては何もわからないことや就労しているため、手続きをしている時間が中々作れないということもあり、ご連絡を頂きました。病院が初診から変わっていないこともあり、受診状況等証明書は不要でしたので難易度は優しい案件ですが、病歴より、認定日の特例に該当するという点や、その場合の診断書の現症日についてなどは本人申請場合、ほとんど理解できていないような気がします。
また、運が悪いと年金事務所の相談員でも正しく理解しておらず、間違った案内を行うこともあるので注意が必要です。ご依頼した場合のメリット等をお話しし、信用頂き、受任となりました。
相談から請求までのサポート
最初に、診断書の作成、当センターが病歴就労状況等申立書ひな形を作成し、その修正を案内いたしました。
お仕事やご家庭の事情から、多少時間が掛かったものの書類の作成と準備が終わり、申請となりました。
結果
障害厚生年金3級の受給。
無事に認定日の特例で遡及での決定となりました。人工関節やペースメーカー植え込み、人工弁等は認定日の特例に該当するパターンも多いのですが、本人の理解がないと、特例の形にならない可能性があるので注意が必要です。また、先天的な疾患で通院歴があったり、無くてもうまくやらないと国民年金扱いとなり3級はないので不支給となることもあります。一見簡単そうに感じるときほど危険が潜んでいるのが障害年金の申請かと思います。
また、現在厚生年金加入中で就労していると、中々申請時間が作れず、後回しにしたり、申請そのものを断念してしまい、大きな損失につながることもあります。
専門家に依頼するということは、難易度が理由での依頼価値とは別に、時間が作れない等で申請そのものができないので、代行としての価値もあると思います。
短い期間での受給決定や遡及決定となると、総受給額に何十万、何百万という単位で影響がでてきます。
そういった観点からも、問い合わせの一歩が大きな分岐点ともなります。
お気軽にお問い合わせくださいね。