【面談】精神遅滞の方と面談を行いました。
先日、精神遅滞の方と面談を行いました。
常滑市社会福祉協議会関連施設、アンサンブルしんめいの支援員の方から、「お力を借りたい方がいる」とご連絡があり、支援員の方同席で面談を行いました。
状況としては幼少期より精神遅滞の症状はあったが、ご両親が中々受けれいられず受診等をずっと見送ってきました。
日常生活に関してはご両親のサポートがないとできない事は非常に多い中、なんとか就労もしないといけないということで、理解のある社長さんに出会い就労をしていました。
しかし、コロナ禍での経営状況の悪化、社長の世代交代もあり、就労の日数、時間も徐々に減らされ、収入も減っていきました。
ご両親も高齢であり、将来的なことを考え、成年後見を進めていく中で療育手帳の取得も必要となり取得。
その結果、「手帳取得したのであれば雇用形態も障害者雇用に切り替える、社会保険も抜けてもらう」と会社から言われ、どんどん状況は悪化した行きました。
経済的な面でも障害年金の受給が必須となり申請をすることに。
しかし、定期的な通院もないため診断書作成もままならない状況です。
障害年金の申請において診断書がないと基本話にならないため、診断書作成についても面談にて検討。
通院の便、予約のとりにくさ等を考えると近隣の精神科、心療内科は難しそうです。
そこで福祉の関係者の方と一緒になって申請した際のケースで使った、とある方法で診断書が作成できないかと提案。
同席した支援員の方も各所に確認していただき、診断書を作る為の計画が立てられました。
ご両親のフォローでの障害年金申請は困難であるためご依頼となりました。
今後は受診の予定までに資料等を整えて診断書作成に臨んでいきます。
今回のケースの様にずっと受診が無く、大人になってから障害年金の申請が必要となり困るというケースは多いです。
どうしても申請までに時間が掛かってしまう場合もありますが、いろんな状況から思っているより早めに申請できることもあります。
市町村等の福祉への相談から我々のような専門家に繋がり受給となるケースも多くあります。
行政への相談だけでなく専門家への相談も検討してみると良いと思います。
当センターは、HP,メール、受給判定、LINE公式アカウントなど問い合わせ導線を多く準備しておりますので、やりやすい方法で是非問い合わせてみてくださいね。
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