この記事を書いた人

伊藤 斉毅
伊藤 斉毅

社会保険労務士 伊藤斉毅(いとう きよたか)

当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は愛知県知多地域を中心に、県内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。(※相談は全国対応です。)
障害年金について少しでも疑問、質問、不安のある方の相談にのり、「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。サポート依頼をするかどうかは後で決めれば良いです。まずはお気軽に相談ください。一緒に考え、解決していきましょう!

  

【相談】Marchiafava-Bignami病(マルキアファーヴァ・ビニャミ病)の方のご家族からのご相談

先日、Marchiafava-Bignami病(マルキアファーヴァ・ビニャミ病)の方のご家族から問い合わせを頂きました。※非常に珍しい疾病ですが、今回お伝えしたいことは別の事ですので割愛させていただきます。

状態としては寝たきり、意思疎通不可の状態であり、症状としては問題なかったのですが、

初診について相談したいとのこと。

入院したところを初診として年金事務所に相談に行った際、「保険料の納付要件を満たしていない」と言われたとのこと。

しかし入院より前に受診があることを思い出し、そこであれば可能性があるかもしれないとのこと。

急ぎのご様子であったので急遽面談。

そこで年金事務所でもらった資料等を見てみると、衝撃に事実が判明。

保険料の納付をほとんどしないまま現在に至る為、初診が変わったところで申請はほぼ絶望的な状況でした。

専門家として知恵を振り絞っても如何ともし難い状況で、正直にそれを案内。

いくら今の状態が障害等級に該当しても保険料納付要件をクリアできなければ受給は不可能なのが障害年金です。

医療費等のこともあり、経済的には非常に困っている、年齢の事等もあり行政からの福祉も十分には受けられない状況。

少しでも可能性があるのであれば障害年金に頼りたい。

そんな背景があるだけになんとも言えない面談となりました。

年金の保険料というのは老齢年金だけの物であると考える方も多く、もらえる保証はないし、年金保険料の納付を放置する方もいます。

しかし、年金は「老齢」だけでなく「障害、遺族」という年金もあるのです。

いつ障害になるのか、いつ亡くなるのかは誰にもわかりません。

しかし、なった時の為の「年金保険」なのです。

年金保険料を払えない等の事情があれば、免除や猶予という制度を使って、すくなくとも未納の状態を避けるべきだと痛感しています。

もし皆さんの身近に年金保険料について放置していたり、悩んでいる方がいれば声を掛けてあげて欲しいです。

ちょっとしたきっかけで将来救われるということがあります。

今回のようなケースが無くなることを当方は望みます。

当センターは、障害年金の申請だけでなく保険料納付についても案内できます。

HP,メール、受給判定、LINE公式アカウントなど問い合わせ導線を多く準備しておりますので、やりやすい方法で是非問い合わせてみてくださいね。

LINEで簡単にご相談できます。

LINEをお使いのお方はLINEを使って簡単にご相談することができます。
※公式アカウントの登録はこちら↓

問い合わせフォーム

このページには直接アクセスできません。