【面談】糖尿病性腎不全の方と面談を行いました。
先日、糖尿病性腎不全の方と面談を行いました。
年金事務所や役場での相談後、とても自分達では出来そうにないとなり困っていたそうです。
また、ご自身の老齢年金の裁定請求のタイミングでもあり、老齢年金の申請は金融機関に任せようとしていたところ、「障害年金が絡んでくるのであれば扱いが出来ない」と言われてしまったそうです。
そんな中で当センターにご連絡頂き、ご自宅で面談を行ってまいりました。
まず、障害年金についての聞き取りです。
慢性腎不全での申請でよくある、①初診の特定がポイントとなりそうです。
既に受診状況等証明書(初診日証明)を作成していたのですが、もともと高血圧で通院していたこともあり、初診日の欄に記載している日付は今回は初診とは認められません。
記載内容を詳しく見ると、ある一定の時期からの事しか記載がなく、他の情報から推測するに、おそらくカルテがその時期以降しか残っていない可能性が出てきました。
まずは血糖値の異常指摘や糖尿病薬の処方の日付を特定しなければいけません。
とりあえず、その病院に受診状況等証明書の追記依頼を行うことになりました。
また、病歴も多少複雑であるため、今回の糖尿病性腎不全のみの流れを整理しました。
次に老齢年金の申請についてのヒアリング。
障害年金申請と絡めて、②特別支給の老齢厚生年金の金額は?③障害者特例の金額は?③①、②を踏まえて最良の選択は?④障害年金と老齢年金の65才前後での関係は?などを聞き取りご説明。
その他⑤傷病手当金との関係⑥雇用保険からの給付との関係などもご質問があったのでご説明。
情報をトータルして、まずは障害年金の受給権確保、それが困難だとしても障害者特例での老齢年金の受給という2段構えで進めていく事を案内させていただきました。
障害年金、老齢年金手続きの煩雑さと当方の専門性に対する信頼より、ご依頼となりました。
今回のケースはご自身達で進めるには難易度が高い案件だと思います。
本人も自分でやるなら障害年金は諦めてしまう可能性が高いとおっしゃっていました。
情報をしっかりと集め、その中でできる最良の策を打ち、申請を進めていきたいと思います。
今回のケースのように複雑な案件は多くあります。
障害年金申請をお考えの方、ご自身達のケース難易度がどれくらいなのかを知ってから申請に動かれても遅くはないと思いますよ。
当センターは、HP,メール、受給判定、LINE公式アカウントなど問い合わせ導線を多く準備しておりますので疑問、質問等がございましたら是非問い合わせてみてくださいね。
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