【面談】脳出血の方と面談を行いました。
先日、脳出血の方と面談を行いました。
この方はHPから問い合わせを頂きました。
お電話やメールでの問い合わせが何度かあり、やり取りを繰り返していくうちに、可能であればそちらにお願いしたいということになり、面談となりました。
実はエリアとしてはかなり遠方でした。(事務所から車で1時間半程度の距離)
しかし、丁寧に話を聞いてくれたこと、話しやすいと感じたことから、どうしても当方にお願いしたいと言って頂けたのが嬉しく、お話しを進めることとなりました。
面談にて詳細をお伺いしていると、症状としては該当しそうであるが、「保険料の納付要件」が問題となることが分かりました。
初診日において、初診日の属する月の前々月までの、
①納付義務のある期間で全体の3分の2以上の納付
または
②65歳未満であれば直近1年で未納無し
どちらかの要件を満たしていれば良いというのが納付要件です。
最近納付要件がネックとなる相談も増えています。
・将来年金もらえないだろうし、払う気が無い
・年金保険料納付の督促が来ているけど、まぁいつかやればいいか
など、保険料納付について放置している方が一定数います。
経済的事情、その他諸事情があるかとは思いますが、何もせずに放置することが一番良くないと思います。
年金制度には全額、4分の3、2分の1、4分の1と免除には段階を設けていますし、学生免除、50歳未満の納付猶予制度、産前産後の納付免除もあります。
出来るだけ早く役所、年金事務所へ相談に行ってください。
過去の納付状況が、未来の年金(老齢、遺族、障害)に影響してきます。
特に障害年金では納付でなく、免除でも保険料納付はクリアできるので大きな分岐となります。
また「保険料は納付している」と思っていても、過去の分を遡って納付、免除していると、その分は未納扱いとなってしまいます。
初診日の前日以前に行うことが必須なのです。
今回のケースでは保険料納付次第では請求しても、いくら障害状態が該当していても、保険料納付NGで不支給となってしまいます。
そのような方が少しでも減るよう、声を強くして言いたいです。
保険料の納付、免除、猶予はしっかりと、迅速にしておきましょう。
当センターでは問い合わせ方法も様々用意しておりますし、障害年金の申請についてだけでなく、納付についての相談、確認についても回答致します。
是非是非、皆さんのやりやすい方法で問い合わせしてみて、なんでも聞いてみてください。
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