【面談】精神遅滞、右半身麻痺の方と面談を行いました。
先日、精神遅滞、右半身麻痺の方と面談を行いました。
福祉施設 東浦町障がい者支援センター の相談員さんからご連絡をいただいたことがきっかけでした。
社会福祉法人 愛光園 さんの関連施設で、同関連施設の就職トレーニングセンターさんに当センターのパンフレットを見て相談してみようと思っていただけました。
障害年金申請において福祉施設の相談員さんがサポートして申請されるケースは多くあります。
しかし、今回のケースは状況が複雑なため、手に負えないと判断され、専門家に聞いてみようとなったそうです。
今回は以下がポイントです。
①20歳時に申請して不支給決定
②障害発生事由が第三者行為(交通事故)
③現在特定の通院先なし
④障害部位が複数(精神、肢体障害)
また、初回の申請(20歳時)からかなり時間が経過していたこともあり、ご家族も病歴等について記憶が薄れていたりという背景もあります。
①を逆手に取り、厚生労働大臣に保有個人情報の開示請求を行い、過去の申請内容を把握し、同時に現状把握や通院先の模索をしていきます。
障害年金の申請は焦って行っても良いことは無いと感じています。
今回のケースの様に開示には時間が掛かります(1か月前後)が、次の申請で結果を必ず出すことを考えると時間を掛けてでもやるべきことが障害年金の申請にはあります。
また、通院先(つまり現在の診断書作成医療機関の確保)についても、ご縁のある総合病院のワーカーさんに相談して進めていくつもりです。
障害年金を受給する権利があるにもかかわらず、現在まで受給していないという状況を打破すべく頑張っていきたいと思います。
今回のケースはの様に事前に複雑さが分かる案件もありますが、分からずに申請してしまうケースは本当に多くあります。
不支給結果となってからでは申請難易度の上昇は避けられません。
申請する前に是非専門家に相談してみてください。
少しでも皆さんのお力になれることをお待ちしております。