【面談】外国人との面談事例
先日、脳出血の方のご家族と面談を行いました。
生活に困ったこともあり、役所に相談へ行き、そこから市の福祉施設へとつながり、
そことの関わりの中で、年金が受給できるのではないかという話があがってきたそうです。
しかし、施設の方や社会福祉協議会関連施設の方では年金についての知識がないこともあり、
当センターに相談にのって欲しいとご連絡がありました。
年齢や状況から、老齢年金と障害年金2つの受給について検討する必要があること、また、外国人ということもあり、事例としては複雑なケースの一つではないでしょうか。
当方は年金事務所で相談員をしていることもあり、障害年金だけでなく老齢年金の申請についても知識、経験があります。
過去に同施設から老齢年金についての相談があり、対応したところ、施設職員の方が専門家に任せて本当に良かったと感じたようで、今回の相談も是非当方にということでした。
嬉しいですね。
実際に面談をしてみると、夫は障害年金、受給であったり、妻は老齢年金受給であったりとある程度は手続きはしてありましたが、本人達は支給のされ方や金額等を把握できていない状況でした。
妻の障害年金についても検討しましたが、初診が祖国滞在中で現地の病院であり、国民年金の任意加入中でもなかったため、申請そのものが出来ないことが分かりました。
面談をして、障害年金の申請とはなりませんでしたが、お二人の状況や支援施設の方たちの今後のサポートプランの作成のためには、現在の夫婦の年金がどうなっていて、どうなっていくのかをご説明する方が良いと判断しました。
夫は障害年金の更新もありますし、病状にも変化がありますので、それも含めて案内しなければと思っております。
ということもあり、さっそく年金事務所への相談予約をとり、後日説明に行く予定となっております。
今回のケースのように、面談から障害年金のサポートには結びつかないこともあります。
しかし、せっかくの縁ですので、何か当方に出来ることはないかという想いから、相手の状況をしっかりとヒアリングし、少しでもお力になれるポイントをみつけ、実行に移します。
よくコラムや受給事例で発言しておりますが、当センターに問い合わせたことで少しでもお役に立てるように、問い合わせた価値があるようにという想いがあります。
障害年金の受給につながらないかもしれないから相談を悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、当センターはいつでもウェルカムですよ。
問い合わせることで皆様が少しでもすっきりできたり、安心できるようにしておりますので、遠慮なく問い合わせてみてくださいね。
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