【コラム】本日は線維筋痛症の方と面談を行いました。
こんにちは。愛知・知多障害年金相談センターの伊藤です。
本日は線維筋痛症の方と面談を行いました。
線維筋痛症については患者数が少ないため、医師の診断がつかない、時には拒否される等の状況が良く見られ、この方も相当苦労されていました。
他で同じ病気で申請された方の受けられた病院等を調べてみたものの、県内、近隣他県で線維筋痛症を診ることができる病院が非常に少なく、他の方も同じような転院の経緯となっているということも浮き彫りになってきました。
治療法も診断後は精神系薬の処方となることが多く心療内科等に移るため、診断書の種類は「肢体」のため、診断書を書いてもらうことがハードルとなることも多いです。
日常生活において、非常に苦労されているのですが、それをいかに診断書に反映させるかがポイントとなってきます。
難病ということで、症状は重たいにもかかわらず、申請難易度が格段に高くなることが非常に悩ましいところです。
障害年金制度が複雑なことで、申請できるにもかかわらず、していない、不支給になっている等の状況を作っているというのは本当に問題だと思います。
だからこそ、専門家が申請のサポートをするだけでなく、障害年金の制度周知もしていかなければならないのだと考えております。
受給ができるか気になっているかたは、まず問い合わせをしてみてください。
受給できること、できないことどちらも確認することが大切です。