先日、自閉症スペクトラム、知的障害の子を持つ親と面談を行いました。

今回のケースは地域の支援施設の支援員の方からの連絡で始まりました。

「施設利用者でもうすぐ20歳になる方がいて、その方の申請サポートをお願いしたい」とのこと。

後日、施設面談室にて支援員さん、お母さんの3人で面談を実施しました。

これまでの出来事、通院先、特徴的な行動、日常生活能力についてなどをヒアリング。

また、障害年金そのものについてのご説明もさせていただきました。

20歳到達までは少し時間があるので、今できることはどのようなことがあるのかを提示。

当方としては申請についてしっかりと考えてもらい、サポートが必要な時に連絡を頂ければよいと話したところ、

「障害年金の申請はとても大変だということは知人から聞いている。自身、家族での申請はハードルが高いですし、何より今日お話をして頼りになることがわかったので依頼したいです。」

と言っていただき、ご依頼となりました。

時間がある中で、しっかりと準備をし、受給に繋げたいと思います。

知的障害、発達障害などの子を持つお母さん方が、子供が20歳になった、もうすぐなるというタイミングで非常に焦ったり、不安を抱えている状況を多く目の当たりにします。

障害年金の申請についてマイナスイメージがあるのだと思います。

確かに大変な申請かもしれません。

しかし、子供には必要な支援であり、また、これまでの成長、頑張りを振り返る非常に良い機会でもあります。

二十歳前障害年金の申請での面談において、たくさん話をする中でお母さんが涙を流すという場面が良くあります。

それだけ苦労があった共に、努力、対策を重ね、解決、成長している部分を再認識しているからでもあり、また、

これまでの本人、家族の頑張りについて、当方は理解し、労いの言葉を掛けてしまうからかもしれません。

本人、家族は日々の生活に追われ、これまでの成果を認識できないままでいるケースがほとんどです。

だからこそ再認識は大切であり、障害年金の申請ではその良い機会なのです。

障害年金の申請についての大変な部分は当方がしっかりとフォローします。

安心して一緒に障害年金の申請に臨みましょう。

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