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胸椎黄色靭帯骨化症で障害厚生年金3級を受給できたケース
相談者
相談者：男性 60代 半田市
傷病名：胸椎黄色靭帯骨化症
決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額：年額約105万円 更新まで約290万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースは、障害年金の申請について年金事務所で相談したり、インターネットで調べており、奥様からご連絡を頂きました。
申請について知れば知るほど良く分からず、しかし本人の症状としては今までの様に就労も出来ないことから、経済的な補助として障害年金受給はしたいという状況でした。
そのため、最初の申請から専門家に任せたいという意志がある状態でご連絡頂きました。
最初の連絡の段階では「依頼したい」という圧が強く、全て信用する、任せるというようなスタンスであった為、まずは落ち着いて話を聞いてもらえるように落ち着いていただき、依頼するメリット、デメリットをしっかりとご説明。
とりあえず、ご夫婦お二人で面談を行いました。
そこで依頼についてはしっかりとご説明させていただき、ご納得いただきました。
次に病歴について聞かせていただきましたが、そこで、「脊柱管狭窄症」も罹患しているという話を耳にしました。
これが意外と問題になることが多いのです。
今回の傷病である「胸椎黄色靭帯骨化症」と「脊柱管狭窄症」の因果関係の有無や各傷病の症状について、書類でしっかりと読み取れないと、相当因果関係なしによる初診日の変更、症状分離不可の為認定不能などの結果となってしまうことが多いからです。
今回は上記のポイントを踏まえた上で、打てる手を打っての申請となるため難易度としては高いことを案内。
それらを納得してご依頼となりました。
相談から請求までのサポート
①脊柱管狭窄症も②胸椎黄色靭帯骨化症も初診から現在まで２つの病院の受診しかないため、今回は受診状況等証明書の取得は問題ありませんでした。
そのため、まず診断書作成のため病状の整理、脊柱管狭窄症から現在までの病歴の洗い出し。
次に洗いだした病歴や症状と受診状況等証明書の内容を照らし合わせ、再度整理。
その後①と②の因果関係や各傷病の症状詳細についての医学的な見解を記載するよう案内を作り診断書の作成を依頼しました。
後日病院から上記についての質問があり、それもしっかりと対応し意図を理解してもらい診断書の作成が完了しました。
特に不備等なかったので申請に移りました。
結果
障害厚生年金 ３級
無事に受給決定となりました。
肢体障害の申請は審査結果を読みきるのは非常に難しいので、ご連絡を頂いた時はほっとしました。
今回は肢体障害の中に脊柱管狭窄症と胸椎黄色靭帯骨化症という2つの症状があることもあり症状分離不可による認定不可という可能性がありました。
結果的には脊柱管狭窄症の影響はあるとしても軽微であり、胸椎黄色靭帯骨化症だけで十分に審査できるような内容の書類一式となったことが大きな要因ではないかと考えています。
今回の様に手を打って申請をするのはご自身達では不可能に近いと思います。
障害年金の申請についての知識と経験がなければ、そもそもポイントが見えてこないのです。
年金事務所の相談員でも知らない、案内しないことは相当多くあります。
今回は「専門家に依頼した方が良い」と判断したことも良かったケースだと思います。
障害年金の申請は皆さんが思っている以上に複雑で奥が深いです。
些細なことでも構いません。専門家の意見が聞いてみたいという方は遠慮なくご連絡くださいね。
問い合わせ方法も電話、メール、受給判定等様々な手段を用意しておりますし、最近ではLINE公式アカウントからの問い合わせも多いです。
（そのため、他府県の方からのご相談も増えていますが、遠方だから回答しないということはありませんので安心してくださいね。）
どんな些細な疑問質問でも回答致しますので遠慮なく、やりやすい方法で問い合わせてみてくださいね。
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