うつ病で障害厚生年金3級を受給できたケース

この記事の最終更新日 2022年1月20日 執筆者: 社会保険労務士 伊藤斉毅

相談者

相談者:男性 30代 半田市

傷病名:うつ病

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

支給月から更新月までの総支給額:年額約58万円 更新まで約132万円

相談時の相談者様の状況

今回のケースは、HPの1分間受給判定で問い合わせをしたことから始まりました。心を病む人のイラスト(男性)

精神障害があり、障害年金の申請について調べていたところ当センターのHPを見つけて問い合わせたとのことでした。

自身での申請は難しそうだということもあり、まず面談にてお話しを聞いて欲しいとなり面談設定となりました。(実際には面談前にお電話とメールで状況の確認を出来る限り行っての面談です。)

面談にてお話しをお伺いしていると、「現在は実家に戻って療養している。生活は父親に助けてもらっている。意欲の低下や趣味等への興味の喪失が強い。」など症状的には該当しそうでした。

自身の気力を考えても「途中で断念してしまうことが目に見えている」「話していて任せられる部分も多いので依頼したい」とのことで受任となりました。

相談から請求までのサポート

まず、初診日の特定から始めました。今回は初診が5~6年程度前だったこと、現在受診していないということから、カルテが廃棄されている可能性もあったため、急いで受診状況等証明書の作成を行いました。(カルテの法定保存期間は5年

病院に問い合わせたところ、証明は作成できると回答があったのですぐに依頼。

作成完了までの間に、病状や病歴の整理を行いました。

受診状況等証明書や診断書作成の準備が整い、診断書の作成に移りましょう!となったところで、本人の病状があまりよくなく、入院することになってしまいました。

主治医の先生も入院して少し様子を見てから診断書を作ろうとなりました。

医療の専門家である主治医の判断ですから、そこは従うしかないと判断したのですが(無理して依頼すると、時に医師と本人との関係が崩れてしまう恐れもあります。)

本人がどうしても申請をしたいという意志が強く、主治医もその気持ちを汲み取り診断書を作成していただけました。

診断書の内容も十分であったこともあり申請へと移りました。

結果

障害厚生年金 3級 

無事に受給決定となりました。

結果が出るまでに本人から数度、「結果が気になります。可能性はどうですか?」などのご連絡がありましたが、その都度当方の見解をご説明。

ただし、結局のところ、結果が出るまでは何とも言えないので待つしかないのが障害年金の審査です。

結果が届くとすぐにご連絡いただき、安心したとの言葉を聞くと、「良かったなぁ~、自分としてもやりがいがあるなぁ」と感じました。

これからのモチベーションアップに繋がりますね!

今回のケースの様に、障害年金申請について理解している側からすると一般的なケースでも、本人達にとっては理解が難しく、難易度が高く感じ、病状によっては途中で断念してしまうということもよくあるかと思います。

障害年金を受け取る権利があるのであれば、申請をして受給するべきだと思いますが、

それが中々実現できないというのが障害年金申請の難しさだと思います。

申請難易度は別にして、障害年金申請に関して困っている、疑問質問があるという状態をそのままにしておくのはよくありません。

それらを解決してから放置するのか、自己申請するのか、専門家に依頼するのかを考えれば良いです。

何もせず、放置することが一番良くありません。

当センターは問い合わせ方法も電話、メール、受給判定等様々な手段を用意しておりますので、どんな些細な疑問質問でも遠慮なく、お客様のやりやすい方法で問い合わせてみてくださいね。

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