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伊藤 斉毅
伊藤 斉毅

社会保険労務士 伊藤斉毅(いとう きよたか)

当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は愛知県知多地域を中心に、県内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。(※相談は全国対応です。)
障害年金について少しでも疑問、質問、不安のある方の相談にのり、「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。サポート依頼をするかどうかは後で決めれば良いです。まずはお気軽に相談ください。一緒に考え、解決していきましょう!

  

転移性骨腫瘍、多発骨転移(全身)、第4胸椎転移による横断麻痺で障害基礎年金1級を受給できたケース(途中でご家族より契約解除の話が出たケース))

相談者

相談者:女性 30代 刈谷市

傷病名:転移性骨腫瘍、多発骨転移(全身)、第4胸椎転移による横断麻痺

決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級

支給月から更新月までの総支給額:年額約97万円 遡及含め更新月まで約292万円

相談時の相談者様の状況

この方はHPからご連絡頂いた方です。

障害年金の申請を検討し、インターネット色々調べていて当センターへ問い合わせたそうです。

いろんな事務所へ連絡をしていたそうで、当センターが折り返し連絡したときには他事務所での面談も決まっていました。

何にせよ障害年金の申請についてはポイントが多いこともあり、今後の為にとヒアリングと案内をさせてもらったところ、「他事務所ではここまで話をしていないし、聞かれてもいない。話やすさと信頼できると感じたのでお願いしたい」とご連絡。

嬉しい反面、他事務所へのキャンセルのことや家族にも相談して決めた方が良いこともあり、後日回答くださいとなりました。

依頼を検討するとのことでしたが、しばらく連絡が無く、時間がたってから申請がどうなっているのかの確認でご連絡したところ、ご家族が役所関係だったことから自身たちで行うとなったとのことでした。

申請が止まってしまっているより、申請へと動いている状況の方が良いので申請の注意点等を案内し、上手くいくといいなぁと思いながら電話を終えました。

しばらくして再度ご連絡があり、「やはりお願いしたい」とのことでした。

初回の申請の重要性や難易度が分かったとのことで、ご家族も専門家に依頼した方が良いとの判断になったそうです。

今回のケースではご自宅付近のカフェで待ち合わせ面談を行いました。

色々お話をお伺いさせてもらい、納得の上でご依頼となりサポート開始となりました。

相談から請求までのサポート

今回は乳がんからの転移の結果、現在の症状が発生していたので、初診は乳がんからとなります。化学療法のイラスト

そこで乳がんでの初診の病院で受診状況等証明書を作成しました。

次に症状として、転移による両下肢への運動、感覚麻痺と抗がん剤治療による副作用等の影響があったので診断書の種類を2つにして、本人の症状を全て診てもらう計画で進めていきました。

しかし、ここで一つトラブルが発生。診断書を作成する病院が「癌はその他の様式」という認識だけしかなく、「運動、感覚麻痺のための肢体の様式」での作成に待ったをかけてきました。

その際の医療従事者の言い方がきつかったからか、ご家族としては「専門家に頼んだのにどうなっているのか、契約を解除したらどうか」となり、本人としては信頼していただけに板挟みとなってしまいました。

そのご連絡を頂きすぐに病院の担当者に連絡。

状況説明と申請に関する説明を行い、担当者にも納得いただき、また本人達へ一言謝罪をお願いし、双方が誤解があったことを解消することが出来ました。

結果的に、病院の担当者も本人、ご家族にも当センターの専門性が理解していただくよい機会となりました。

診断書も無事作成でき申請となりました。

結果

障害基礎年金 1級 

無事に受給が決定しました。結果が1級になったことに本人も驚いていました。

今ある症状を漏れなく、的確に審査に挙げ、それを踏まえて結果を出してもらえたことは本当に良かったと思います。

ご家族も、まさか1級になるとは思っていなかったようで、驚きと感謝で一杯とのことでした。

トラブルもありましたが、結果も含めて専門性の高さを証明できたことは当センターにとっても良い出来事でした。

障害年金の申請は本当に奥が深く、今回のケースの様に診断書作成のプロでさえ、障害年金の診断書に関しては知識、経験不足であることは多々あります。

その為、自信がない、不安という場合に当センターへ担当者からよく相談があります。

しかし、その相談は診断書作成のプロが悩むポイントなので、ご自身だけでの申請では回答できないことが多く、年金事務所への相談でも的確な回答が得られないことが多くあります。

専門家への依頼が必須であるとは言いませんが、状況によってはご自身での申請は避けた方が良いケースはあります。

自身がどのような難易度かを問い合わせてから申請をどうするのか判断しても遅くはありません。

まずは問い合わせの一歩を踏み出してみてください。

当センターでは親切、丁寧にお答えさせていただいておりますので、問い合わせの練習だと思って遠慮なくお申し付けくださいね。

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