慢性腎不全(糖尿病性)で障害基礎年金2級を受給できたケース(眼での通院初診、受診していない期間あり、因果関係が認められたケース)
相談者
相談者:女性 30代 三重県四日市市
傷病名:慢性腎不全(糖尿病性)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約78万円 更新月まで約370万円
相談時の相談者様の状況
この方は、HPが見てご連絡いただきました。「障害年金というものを知ったが、名称以外は何もわからないし、自分で申請できるか等の検討もつかないが対象となるのか」というのが最初のご連絡でした。
制度の説明を簡単にさせていただき、病歴等をヒアリングさせていただくと、申請する価値はあると判断しご案内。
エリア的には隣県ではありましたが、近くに相談先がないことと、話した感じで、迷惑でなければお願いしたいとなり、面談となりました。
面談はご自宅近くのCAFEにておこないました。(出張相談はどこでも無料です。)
ヒアリングしていくと、保険料の納付状況や病歴そのものが複雑でしたが、病的な因果関係も含めて状況整理をさせていただき、方針を提示。
ご自身では到底無理なのでお願いしたいとなり受任となりました。
相談から請求までのサポート
まずは受診状況等証明書の作成を行い、ヒアリングした初診との整合性を確認。
書類内容から病歴の見直し等を行いました。
また、書類の内容から審査グループが審査を行うのに必要であろうと思われる日付の確認や追記等の整備。
病歴が整った段階で診断書作成となり、大きな不備も無かったため申請となりました。
結果
障害基礎年金 2級
無事に初診や因果関係が認められ受給決定となりました。
腎不全や心臓疾患では各疾病の因果関係が良く問われます。いくら因果関係があると主治医から聞いていても、審査の中では認められないことが多くあります。
今回のケースでは、眼についての異常での受診が初診でしたが、まず、これが糖尿病が原因であることが明記してあり、現在の腎不全も「糖尿病性」と記載がしっかりあったことが少なからず良かったと思います。(それだけで決まった訳ではなく、他の診断内容も重要です。)
また、審査に必要な情報を、あらかじめしっかりと記載することで最初の審査後の返戻を防ぐことが出来た為、審査結果が出るまでの時間も短縮出来ました。
本人からは、自分では出来ない申請であったこともあり、任せきりにしてしまったが、
無事に受給決定となり、お願いして良かったとのお言葉を頂きました。
今回のケースの様に、「透析だから簡単」というわけにはいかないケースは本当に多くあります。
専門家としては、腎臓疾患、糖尿病、心臓疾患というのは非常に気を使い、情報をしっかりと分析していきますので、年金事務所等の案内のような楽観的な感じとは逆の警戒態勢となります。
専門家としての、他にはない知識と経験があるからこそ、そのような状況となります。
もし、安易に申請してしまっていると、不支給になったり、支給決定までに非常に時間と手間が掛かったり、時には医療機関とこじれたりすることもあるので注意が必要ですね。
ご依頼するかは別として、専門家に相談することで不要なトラブルは防ぐことが出来ます。
依頼すると費用が掛かりますが、その費用の元が十分に取れるだけのサービス内容です。
申請のことからサポート費用のことまで、どんな些細なことでも構いませんので、まずは問い合わせをしてみてくださいね。