この方は病院からの紹介でご連絡いただいた方です。病状、環境的に治療に専念した方が良いこともあり、障害年金がその助けとなるものの、初診日の特定などの問題があり、ワーカーさんから連絡がありお願いしたいとのことでした。

本人としても何とかして受給したいという意向でもあり、受任となりました。

初診日の特定が問題として挙がっており、まずは原則に従い、受診状況等証明書を作成することにしましたが、年月が経過していることや受診の状況を加味し、原則ではない形で受診状況等証明書を作成しました。初診日の特定と病歴就労状況等申立書作成の同時進行でしたので、受診状況等証明書の内容等より修正を随時加えながらの作成となりました。初診日の特定での過程で、うまくいかない可能性も垣間見えたこともあり、本人としても相当不安だったようですが、なんとかうまく整い診断書の作成へと移りました。

診断書の作成の段階でも、病歴について訂正であったりが必要でしたが、根拠のある資料を提示したりして、病院にも丁寧に対応していただき、申請となりました。

障害厚生年金　3級

無事に受給が決定いたしました。また、遡及請求も認められました。本人も遡及請求が決まったことを信じられない様子で、大変喜んで頂きました。自分自身で進めていたら、申請まで辿り着けていない可能性もあったため、本当に感謝していると嬉しいお言葉も頂きました。

今回は初診日の特定に際して、状況に応じて作戦を考え、手を打ったことや診断書作成において、その時々の症状を具体的に提示したこと等、専門家ならではのサポートをしたからこそ、この結果に繋がったと考えております。

障害年金申請は初診日の特定、診断書の内容が問題となることがほとんどなのですが、そこを解決するにもパターンがあるわけではなく、都度状況に合わせて、必要な知識等のテクニックを駆使していくことになります。

我々専門家が行うのと同じことを本人、ご家族が行える可能性はほとんどないと思います。

難易度がわからない位申請が複雑なのが障害年金申請です。少しでも気になったり、申請するために動いてから疑問等が発生した等、どんな段階でも構いません。年金事務所では得られない回答が専門家にはあるので、問い合わせをしてみてください。

問い合わせは無料なので安心してください。皆様のお力になれる事お待ち申し上げております。