コロナワクチン接種後、線維筋痛症を発病し障害厚生年金2級で受給できたケース
※責任問題やコロナワクチン接種という特殊性から、通院先確保が困難だったが縁あってペインクリニックなど通院先確保ができ、無事に申請できたケース
相談者
相談者:女性 40代 刈谷市
傷病名:線維筋痛症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約106万円 遡及含め更新まで約327万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースはHPの受給判定からご連絡を頂き始まりました。
コロナワクチン接種後に体調不良でかかりつけの病院に行き、副反応と言われ様子見。
良くならないので、総合病院に転院するも異常なしとの判断。
しかし、全身の痛み、痺れ、疲労感、ふらつき、痙攣、頭痛、意欲低下、気分落ち込み、抜け毛、物忘れなどの症状があり、疼痛管理が必要となり、近くのペインクリニックを紹介され通院、その後主治医退任により転院するも、理解ある医師が主治医となり、継続通院している状況。
就労も出来なくなり、日常生活も家族の手助けが必要な状況となっていき、国民年金の保険料納付も厳しいので、障害年金の受給対象となるか教えて欲しいとのことでした。
症状、日常生活の状況から考えると十分に受給の可能性があると判断しご案内。
また、線維筋痛症、ワクチン接種という2つのハードルがあることから、障害年金の申請、審査におけるポイントが複数あり、ひとつひとつ対策を打って申請することがベストであることもご案内。
受給の可能性があるのであれば、出来るだけその可能性を高めた状態で審査を受けたいとなり、
ご自宅近く喫茶店にて面談し、ご依頼となりました。
相談から請求までのサポート
まず、初診の病院、つまり「ワクチン接種の病院が受診状況等証明書を作成してくれるのか」というポイントがありました。
案の定、因果関係は不明であるし、証明は作ることは出来ないと拒否。
しかし、ここで焦ることなく、別病院で受診状況等証明書作成。内容としても「ワクチンが契機(医学的因果関係については明記なし)」となっていたので問題ないと判断。
それと並行して病歴、症状の整理を実施。
それらがまとまった段階で、診断書作成におけるポイントも整理して診断書作成へと移行。
診断書作成後は、不備や漏れがあったので、修正指示をして対応。
最終的に十分な内容の書類一式が揃ったので障害年金の申請へと移行しました。
結果
障害厚生年金 2級
無事に支給決定となりました。
社労士伊藤の見解
今回は、ワクチン接種、線維筋痛症という2つのハードルのある、一般的なケースではない申請でした。
ワクチン接種に関しては、注射、採血後の後遺障害のケースと同様に、医療機関としては因果関係を認めたくない、医療ミスではないという見解で受診状況等証明書の作成を拒否するケースは非常に多いです。
だからと言って簡単に諦めてはいけません。
別病院での意見などを書面に落とし込んでもらうことで、初診時の病院以外の書類で初診日を認定してもらうことは可能です。
また、線維筋痛症ということで、診断書作成の拒否、作成時の情報漏れなどもありえます。
今回は主治医の理解、協力もあり、最終的に診断書としては内容十分、審査としても判断がしやすいものとなり、結果がでるまでも比較的短い期間となりました。
請求者本人は、3級でも受給となれば大変ありがたく、精神的にも救われると言っていたので、2級決定となったことを大変喜んでいました。
大変つらい症状の中で、障害年金の受給が喜びや支えとなっていることを目の当たりにすると、当方も大変嬉しい気持ちになります。
今回のケースの様に、通常のケースとは申請難易度が異なるケースは多々あります。
また、新型コロナウイルス流行後は、コロナ後遺症、コロナワクチン摂取後後遺症の相談、申請も増えています。
皆さんの障害年金の申請はどの様なケース、難易度でしょうか。
不安や疑問を抱えたままでの障害年金の申請は避けていただきたい所です。
まずは専門家に聞いてみるということも選択肢に入れてくださいね。
当センターは相談無料ですし、親切、丁寧で評価もいただいております。
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