この記事を書いた人

伊藤 斉毅

社会保険労務士　伊藤斉毅（いとう　きよたか）

当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は愛知県知多地域を中心に、県内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。（※相談は全国対応です。）
障害年金について少しでも疑問、質問、不安のある方の相談にのり、「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。サポート依頼をするかどうかは後で決めれば良いです。まずはお気軽に相談ください。一緒に考え、解決していきましょう！

　　

慢性GVHD（移植片対宿主病）で障害厚生年金3級を受給できたケース

相談者

相談者：男性　50代

傷病名：慢性GVHD（移植片対宿主病）

決定した年金種類と等級：障害厚生年金　3級

支給月から更新月までの総支給額：年額約70万円　更新月まで約150万円

相談時の相談者様の状況

HPからメール連絡をいただいた方です。

急性骨髄性白血病の治療のため、非血縁者間骨髄移植をし、その後GVHDを発症したため、
白血病に関しての受診を初診としなければならず、初診の証明が可能かどうかがポイントであることが面談により判明。

体調も良くない事や病歴が長く、複雑であるため専門家に依頼するつもりであるとのことで受任の流れとなりました。

相談から請求までのサポート

白血病での初診の病院が統廃合していたこともあり、初診日証明を作成することができませんでしたが、その後受診した病院の保管していた紹介状等の客観的な資料があったため、無事証拠をそろえることができました。

病歴就労状況等申立書には現在の症状をしっかりと記載し申請となりました。

結果

障害厚生年金3級の受給となりました。

診断書の内容からは2級に該当しても良い程度かと思っていましたが、結果は3級でした。

このように審査結果が予想と違うこともあり、障害年金の難しさを痛感します。

症状は日に日に悪くなっているようで、ある程度悪化した場合は額改定の請求を案内し、状況にあった等級になるようフォローしていくつもりです。

進行性の疾病等は審査結果が出るまでに悪化してしまい、結果が届くときには上位等級相当ということもあります。

しかし、認定から1年は特例に該当しない限りは改定ができません。

面談時点ではできるだけ早く受給がしたいとの話が、結果が届くときには、今申請した方が良かったと話が変わることもあります。

将来を予測できないからこそ、本当に障害年金申請は難しいと感じます。

当センターでは面談時にきちんと話を聞いた上で、本人の意向を確認し、申請へと進みますが、
このケースの様に予想外の結果となることもあります。

だからこそ、常に最善を尽くして、できるだけお客様の望む結果が得られるよう努力をしていきます。

他の事務所さんよりお客さん第一であることが、当センターの強みです。

是非問い合わせをし、候補に加えていただければと思います。