【面談】大腸がんの方と面談を行いました。
※2回請求、不支給となっていたこともあり、これで最後にしたいとなったケース
先日、大腸がんの方と面談を行いました。
この方はHPをみて、メールでの問い合わせから始まりました。
「過去2度申請して不支給となっている。状態は悪化しているが、障害年金の対象となるのか知りたい」とのことでした。
現在の日常生活状況、就労状況をヒアリング。
倦怠感、指先の痺れなどがあり、就労もできなくなっていました。また、日常生活は同居の子にフォローしてもらっているとのこと。
初診が厚生年金加入中であることを考えると審査を受けてみる価値は十分にありそうです。
その旨ご案内したところ、次回検査の結果で今後の治療方針などが変わるので、結果が出次第連絡するとなり、一旦やり取りは終了しました。
その後、再度連絡があり申請して審査を受けたいが、過去2回不支給となっていることもありお願いしたいとのこと。
ということで、ご自宅近くの喫茶店にて面談を実施しました。
面談では手元に残っていた過去の申請時の書類の控えもご持参いただき拝見。
面談時に知ったのですが、実は1回目の請求は知人に依頼し申請、2回目は大手法律事務所に依頼、さらに1回目と2回目の間に別の社労士にも相談していました。
1回目は専門家ではありませんでした。途中に相談した社労士は対応が自己中心的で依頼をする気持ちが湧かなかったとのこと。
2回目の法律事務所では障害年金専門の部署があったようですが、担当者が専門ではなかったのか、やり取りの中で知識不足を本人が感じるほどの技量だったそうです。
病状のこともありましたが、結果的には不信感の残る不支給ということが続いてしまいました。
面談でのこちらからの質問の内容、控え書類からの指摘事項、本人からの質問に対する回答などから、当方のことを相当信頼していただけたご様子で、ご依頼となりました。
スピーディーに、かつ現状を的確に書類の表し受給へと繋がるように尽力していきたいと思います。
障害年金の申請で専門家に相談する方は増えてきています。
一方で今回のケースの様にうまくいかない、不信感があるなど、後悔をしているという話も耳にします。
障害年金の申請が複雑だからこそ、専門家の技量を見抜くことが難しいという側面はあると思います。
技量に関しては、その傷病に対しての知識があるかどうかや過去の実績などを質問することである程度計れます。
もう一つ大事なことは、その専門家と本人、ご家族が合うかどうかです。(相性ですね。)
本当に信頼して相談できていますか?
疑問、質問に対する回答はいかがでしょうか。
話しやすさ、聞きやすさ、理解しやすさ、信頼感はありますか?
こればかりは実際に問い合わせをしてみないとわかりません。
電話での会話だけでなく、メール等の返信の雰囲気、速度など、実は判断材料はあります。
何より、ご自身の直感を信じてみてください。
何かしらの接点で少しでも違和感を感じたのであれば、一旦保留にしてみましょう。
本当に依頼しても良いのか、信頼できるのかをじっくりと考え、納得した上で依頼しましょう。
当センターは決断を急かすということはありません。
時に、初回の問い合わせから何度もやり取りし、数年後に依頼となることもあります。
皆さんにとって大切な障害年金の申請です。
しっかり感がえてくださいね。
当センターでは、相談者が問い合わせしやすい様、HP、メール、受給判定、LINE公式アカウントなど問い合わせ導線を多く準備しておりますので、やりやすい方法で是非問い合わせてみてくださいね!