両側高度感音性難聴で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談者
相談者:男性 20代 大府市
傷病名:両側高度感音性難聴
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約130万円 遡及含め更新まで約620万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースは、HPを見てお電話にてご連絡頂きました。
幼少期の頃から難聴であることは診断されており、補聴器を使用しながら生活を送っていました。
最近になり妻や友人から聴力の低下を指摘されたり、補聴器の調整をしに行った際にも聴力の低下を指摘され医療機関を受診。
手帳も更新となるとのことで障害年金も対象になるのではないかとなりご連絡を頂きました。
幼少期から最近まで受診をずっとしていないこともあり、申請において不安があり、また障害年金の申請を今のうちに済ませておきたいという意向もあり、面談、受任となりました。
相談から請求までのサポート
幼少期の受診が最初であるためかなり古く、初診日の証明(受診状況等証明書)はできませんでした。
しかし、3番目の医療機関で作成できることが判明したり、身体障害者手帳の関係から初診の証明と20歳前の受診であることに関しては証拠が揃いました。
その間に診断書の作成も依頼。
何か所か軽微な不備があり修正をお願いしましたが、内容としても現実と相違ありませんでした。
幼少期からの病歴就労状況等申立書も作成し、申請へと移行。
結果
障害基礎年金 2級
無事に2級での決定となりました。
今回、20歳前障害であり、20歳時受診がないケースでした。
しかし、最初に認定日請求つまり20歳時に遡っての請求が出来るかどうかをしっかりと検討しました。
「20歳時受診がないのに?診断書も作成できないのに?」という疑問を感じる方もいらっしゃると思います。
それが、、、「できることがある」んです。
当然、証拠書類、症状、医学的な根拠などと条件はあります。
しかし検討をせずにそのまま事後重症請求をしているケースも多いのではないでしょうか。
役所や年金事務所の案内でもほぼ一律で事後重症請求を案内していると思います。
専門家へ相談した場合との大きな分かれ道ですね。
障害年金申請は知っていると有利になる情報というものが沢山あります。
その情報をうまく利用できるかがカギとなることも多いです。
今回は遡及請求も検討した上で、結果的には出来ない状況でしたが、検討してできるのであればするべきだと思います。
「どのように検討して良いのかわからない」、当然の意見だと思います。
だからこその専門家への問い合わせ、相談なのです。
その問い合わせへの一歩が大きな分かれ道となります。
当センターは問い合わせ方法も沢山用意しておりますので、皆さんのやりやすい方法で構いませんので是非問い合わせてみてください。
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