左下肢複合性局所疼痛症候群(CRPS)、右変形性股関節症、左下腿難治性潰瘍、右下腿難治性潰瘍で障害厚生年金2級を受給できたケース(難病、一下肢の切断で受給できたケース)
相談者
相談者:女性 40代 知多郡美浜町
傷病名:左下肢複合性局所疼痛症候群(CRPS)、右変形性股関節症、左下腿難治性潰瘍、右下腿難治性潰瘍
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約120万円 永久固定 参考65才まで約2030万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースは知り合いの社労士からのご紹介でした。
企業顧問業務をメインとされている社労士で、年金業務も経験はある方です。
障害をお持ちの方が顧問先の関係者であることもあり、最初は障害年金申請をサポートするという話で進めていたとのこと。
しかし、いざ蓋を開けてみると傷病の発端から現在に至るまでの経緯が良くあるパターン等ではないことが判明。
現在の障害状態として一下肢の切断状態ではあるものの、正しく認定が下りるかどうかがわからなくなり、当方が障害年金申請専門で行っているということで連絡がありました。
事務所にて代理人の方と面談を行いました。
症状の苦しみだけでなく、下肢の著しい障害により車椅子が必須になってしまったこと、予後どうなるかという不安、経済的な不安等があるとのこと。
障害年金が少しでも本人の気持ちが前向きになるきっかけになればと考え申請をお願いしたいとなり、ご依頼となりました。
相談から請求までのサポート
まず、初診の特定を行いました。このケースでの特定というのは、「初診として認められるか」ということです。(難病でよくある検討事項です。)
まずはシンプルに病歴を洗い出し、因果関係の有無を元に整理。
そこから初診の病院で受診状況等証明書を作成。
内容的にも医学的因果関係が認められそうな内容であったのでほっとしました。
受診状況等証明書が作成されるまでの間に病歴や症状の状況をヒアリング、整理し、
資料や病歴就労状況等申立書を作成。
診断書作成に移り、症状から現在の就労能力、日常生活能力、予後と、現実の状況や主治医の見解がしっかりと記載された十分な診断書となりました。
結果
障害厚生年金 2級
初診についても特に疑義照会もなく、認定されました。
コロナの影響もあったとは思いますが、初診から現在に至るまでの病歴等から初診が認められるかで少し時間が掛かったのではないかと思っています。
当方の組み立てが一連の流れが国の見解と同じだったということなので嬉しく思います。
ここを読み取れるのか読み間違えるのかで、障害年金申請は結果に大きな差が出てしまうので注意が必要です。
今回は紹介いただいた社労士の先生も読み切れなくて不安であったので専門家に任せようと判断したようです。
結果的に望む形の受給となったので本人、社労士にも喜んで貰えて、専門家としての責務を果たせたと感じています。
今回のケースのように同じ社労士でも、得意分野、専門分野が異なります。
そのため、「障害年金申請は社労士に聞けばよい」では不十分で、「障害年金申請は専門の社労士に聞けばよい」が正しいのではないでしょうか。
餅は餅屋といいますがまさにその通りだと思います。
最近、ご自身達で申請を進めて困ってしまったので相談にのって欲しいというケースが増えています。
インターネット等の普及で自分たちで調べれば何とかなると思われる方が多いようですが、
それでうまくいくケースもありますが、上手くいかないケースも多いのです。
うまくいくのか、いかないのか、その判断さえもできないことが多いのではないでしょうか。
当センターでは問い合わせて頂ければ、個々のケースに合わせて、障害年金申請の現状とポイントが何かを判断し案内させていただいております。
時に、進めてみなければ見えてこない部分もあります。
障害年金申請は都度臨機応変に立ち回っていかなければならないのです
当センターは問い合わせ方法も電話、メール、受給判定等様々な手段を用意しておりますので、どんな些細な疑問質問でも遠慮なく、お客様のやりやすい方法で問い合わせてみてくださいね。
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