HTLV-1関連脊髄症で障害基礎年金2級を受給できたケース
※難病で初診がどこになるか分からなかったが、依頼し無事受給決定となったケース。
相談者
相談者:女性 50代 美浜町
傷病名:HTLV-1関連脊髄症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約100万円 遡及含め更新まで約477万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースは、HPを見て公式LINEアカウントからのご連絡で始まりました。
「下肢の障害が徐々に進行し、最近では日常生活に大きな影響が出てきた。成人前の子がいるので経済的な不安もあるので、対象となるのであれば受給したい」とのこと。
HTLV-1とは「ヒトT細胞白血病ウイルス-I型」の略称であり、一度感染すると生涯ウイルスを保持することになります。
感染経路は母子感染、性行為感染ですが、この方は前者でした。
このHTLV-1感染症の中でも、今回のケースは以下に該当します。(参考HPはこちら)
- HTLV-1関連脊髄症(HAM) … 歩行障害や排尿障害を引き起こす脊髄疾患
実はこの病名を聞いた時、ピンときませんでした。
というのも、難病はそもそも罹患者が少ない為、どうしても知らない、申請経験したことないとなってしまうからです。
しかし、知らぬ存ぜぬだからと言ってサポートできない、相談にのれないというのは専門家の姿ではありませんね。
そこで、現在の障害状態、今までの通院歴をヒアリングしつつ、病気についても調べ、疾病の特徴などを把握。
それを今回のケースに照らし合わせて、初診が認められるか等検討しました。
今回のケースでは何とか病状の審査まで持っていけそうだとなりご説明。
本人申請では非常に不安があるということもあり、ご依頼となりました。
相談から請求までのサポート
症状の整理、病歴の整理をして、現在メインで通院している病院へ診断書の作成を依頼すると、
「HTLV-1について専門ではないので書けない」とのこと。
そこで方針を転換し、一定期間ごとに経過観察通院をしている病院へ相談。
そこは通院の便が悪いこともあり、日常の通院はしていないのですが、事情を勘案していただき、
診断書の作成の為の受診、検査を行う流れを作っていただけました。
症状についての資料、病歴を添付し、検査後に診断書作成を依頼し、
不備なく、内容としても現実と相違ない内容となったので申請へと移行。
結果
障害基礎年金 2級
無事に認定となりました。
結果が出る時期は病状も悪くなっているところで、本人は精神的に弱っており、将来への不安が強くなっていたタイミングでした。
そこに朗報が届いたこともあり、とても喜んで受給決定のご連絡を頂きました。
障害年金が本来の役割を果たした瞬間ですね。
ご本人だけでは申請を断念していた可能性が高く、依頼をして本当に助かりましたと言って頂けました。
今回のケースの様に難病の申請では一般的な疾患よりは申請難易度が高くなることが多いです。
また、疾病独自の症状や経緯などのポイントを押さえないと適正な結果からズレてしまう可能性もあります。
今回は傷病特性を踏まえた上で準備をし、時に方針転換をしながら申請へと進めました。
これは手前味噌ではございますが、専門家だからこそ臨機応変に対応できたのだと思っています。
年金事務所等での相談だと、ほぼ間違いなく傷病特性を把握した相談員はおらず、時に的外れな案内に繋がることさえ十分にあり得ます。
適性な結果に結びつかない可能性のある進行は出来るだけ避けたいものです。
だからこそ、専門家への問い合わせというのは非常に意味が有ります。
障害年金の申請というのは個々のケースによって千差万別です。
千差万別に臨機応変に対応するからこその専門家です。
皆さんのケースで不安や疑問はありませんか?
もしよろしければお話しお聞かせください。
年金事務所などの様に予約や委任状は不要です。
特にお電話以外の方法であれば24時間365日、お好きなタイミングで問合せできますし、当センターはレスポンスの早さが特徴の一つでもあります。
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