双極性感情障害で障害基礎年金2級を受給できたケース
※初回相談時は申請困難だったが、最終的に遡及認定されたケース。
相談者
相談者:女性 20代 名古屋市
傷病名:双極性感情障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約78万円 遡及含め更新まで約668万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースは、「咲くや障害年金相談」さんのHPを見て、お電話でのご連絡で始まりました。
「現在の通院先では診断名が神経症となっている。これまでずっと精神疾患の診断が出ており、そのことを話しても頑なに神経症の診断を変えてもらえず困っている。障害年金の申請をしたいのでアドバイスが欲しい。」とのこと。
ということで、いつも通りではありますが、これまでの経緯、日常生活状況、症状などをヒアリング。
双極性感情障害であるため、躁状態とうつ状態の落差が大きく、また、易怒性などもあり、家族との衝突や周りから理解されないという生きにくさが顕著なご様子。
初診は20歳前であるが、証明が取れないという感じではなさそうです。
症状、日常生活状況的にも審査を受ける価値はありそうだと判断。
残る問題は診断書作成です。
こればかりはセカンドオピニオンで別病院を受けるしかなさそうでしたので、その旨ご案内。
その後、やり取りを公式LINEアカウントに移し、疑問、質問、転院に際してのアドバイスなどをしていきました。
その後、診断書作成の目途が立ったところで、再度ご連絡があり、依頼するなら当センターに決めていたということで、面談実施、契約となりました。
相談から請求までのサポート
初診については20歳前障害ということもあり、2番目以降の病院でも18才と半年以前の受診であることを証明できれば良かったので、証明が取得できる病院で作成。
すると、その中で初診について、本人の記憶と異なる状況が記載されてきました。
これについては、明確な根拠を持って否定することで対応。
初診の整理をしている間に、過去と現在についての症状の整理も実施。
現在、認定日の診断書の作成完了、病歴就労状況等申立書の最終調整を行い申請へと移行しました。
結果
障害基礎年金 2級
無事に受給決定となり、遡及請求も認められました。
問い合わせ初期は障害年金の申請ができない(認められない可能性が高い)という状況だっただけに、
遡及認定となったことを大変喜んで頂きました。
今回のケースの様に、状況によっては転院も視野に入れた行動をとることが、障害年金の申請準備段階においては起こり得ます。
ただ、闇雲に転院をすればよいというわけではなく、目的、メリット、デメリットを加味しながら検討することになります。
転院をした場合、障害年金の申請が遅れる(特に精神疾患)場合がありますが、そこは焦る気持ちをぐっと抑えて頂きたいと思います。
なぜなら、障害年金の申請を焦って、良い結果に繋がるという例をほとんど見たことが無いからです。
申請準備、審査結果送付、年金振込開始と数か月、時に半年、1年と時間が掛かるのが障害年金の申請ですが、
結果に結びつかなければ意味がありません。
申請におけるポイントに対策を講じるかどうかが結果に大きく影響します。
本人、ご家族の申請だと、対策を講じるのに時間が掛かる、分からない等有ると思いますが、専門家は違います。
適した対策を、迅速に整え実施することが可能です。
結果的に専門家がサポートした場合、対策を打った上で本人、家族申請より早いです。
長期的な目線で専門家の依頼を考えてみてくださいね。
また、依頼するかは別にして、まずは相談、問い合わせの一歩が何よりも大きいです。
遠慮は不要ですので、少しでも疑問、質問等あれば遠慮なく聞いてくださいね。
当センターは問い合わせ方法も沢山用意しておりますので、皆さんのやりやすい方法で構いませんので是非問い合わせてみてください。
LINEで簡単にご相談できます。
LINEをお使いのお方はLINEを使って簡単にご相談することができます。
※公式アカウントの登録はこちら↓