アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、軽度精神遅滞で障害厚生年金3級を受給できたケース
※厚生年金加入中、給与月額約25万円の状況でしたが受給決定したケース。
相談者
相談者:女性 20代 みよし市
傷病名:アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、軽度精神遅滞
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額:年額約58万円 遡及含め更新まで約131万円
相談時の相談者様の状況
今回のケースは、公式LINEアカウントからのご相談で始まりました。
最初は「障害年金の申請を来月中にはしたい。遡及請求が出来るのか。」という、ご自身で進めるつもりでのご相談でした。
詳細をお伺いすると、最初は知的障害、発達障害、精神疾患、神経症の傷病名が各1~2個ずつあり、また申出の初診からだと1年半経過していないなど、情報が整理されておらず、申請が可能かどうかも判断できない状況でした。
そこで一つずつ情報を引き出したり、疑問、質問等に答えていきました。
少なくとも来月に申請ということは不可能であることはご説明。
情報を紐解けば紐解くほど、本人も混乱しているご様子。
また、「収入があるので不支給となる可能性が高い」というので、就労状況をヒアリング。
確かに実態としては給与が出ていますが、就労状況から考えるとどうも通常就労とは違う様子。
トータルすると、審査を受けてみる価値はありそうです。
その旨ご案内すると、「とりあえず一人では書類等も作れなさそうだし、そもそも複雑なので依頼したい」と申出。
とりあえずは面談をしてから判断してもらえれば良い旨ご案内し、面談実施しました。
それまでに頂いた情報を整理、確認し、今回は発達障害での申請になる可能性が高いこと、受給の可能性、今後の進め方などをご案内し、これまでのやり取りから信頼できるのでお願いしたいとなり、ご依頼となりました。
相談から請求までのサポート
初診については診断書作成病院と同じであったので、初診日の証明は作成せずに症状等のヒアリングをして資料を作成し、
その資料を参考に診断書作成へと移行。
その間に、就労状況を整理し、一般就労ではないことを「客観的、具体的かつ信憑性の高い資料として作成、証明」しました。
診断書作成後に連絡があり、「初診が別にあるという記載がある」と連絡。
記憶から抜け落ちていたご様子であり、初診日の証明が作成可能か、保険料納付は大丈夫かなど、申請計画が大きく変わる可能性が出てきました。
幸いにも初診日の証明は取得でき、保険料納付もOK、厚生年金加入中ということもキープできることを確認。
申請書類一式の整合性を確認、整えて申請へと移行しました。
結果
障害厚生年金 3級
無事に認定となりました。
申請準備途中で初診が変更になったり、外見上厚生年金加入での一般就労であったりと通常の申請では行わない対応、対策をした申請でした。
しかし、適切な対応、対策により無事に受給となりました。
手前味噌ではございますが、本人、家族申請では間違いなく不支給となっていたケースだと思います。
(ちなみに、精神遅滞については最初から除外される可能性が高く、障害基礎年金の対象とはならない前提で案内、進めていました。これも読み通りでしたね。)
今回のケースの様に、本人達で進めようとして色々調べたりしたものの、結局手詰まり相談、依頼となるケースは多いです。
また、対策などを打たずに申請した場合とそうでない場合で結果に大きな差が出るということも多いです。
どんな情報が必要で、どんな情報がどのように審査に影響するのかや必要、不要の判断など、分からない方がほとんどではないでしょうか。
一方で、正しく権利のある方に正しく障害年金を受け取ってもらいたい。
それを実現させるために我々専門家がいます。
役所や年金事務所では得られない情報が、皆さんの申請にもあるかもしれません。
書類提出は問い合わせてからでも遅くはありません。
焦る気持ち、早く終わらせたい気持ちは十分に理解しております。
お時間は取らせません。
問い合わせという一歩を踏み出してみましょう!
当センターは問い合わせ方法も沢山用意しておりますので、皆さんのやりやすい方法で構いませんので是非問い合わせてみてください。
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