濾胞性リンパ腫で障害厚生年金2級を受給できたケース(審査からの指摘と病院対応で時間が掛かったケース)
相談者
相談者:男性 60代 北名古屋市
傷病名:濾胞性リンパ腫
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:年額約140万円 遡及含め更新月まで約545万円
相談時の相談者様の状況
本人ご家族が当センターのHPの1分間受給判定を申し込みされて、その後メール、お電話でやり取りをさせていただきました。
その後、「質問、相談だけのやりとりにも丁寧に対応してくれたこと、信頼できること」から是非申請をお願いしたいというお話になりました。
エリアとしては少し離れてはいたのですが、ちょうど中間地点で双方がしっている喫茶店があったこともあり、そこで面談となりました。
当日は本人も一緒に来訪され、症状や病歴をお伺いすることが出来ました。
今回のポイントはどこになるのかをご説明し、ご納得の上で依頼となりました。
相談から請求までのサポート
今回初診の証明(受診状況等証明書)については特に問題なく取得でき、内容も因果関係が認められる内容でした。
今回「がん」の申請ということで、年金申請用の診断書としては「その他」の様式を使用するのですが、この様式は他の様式に比べて医師の裁量で書く部分が多いのが特徴なので、
そこの部分で弱い内容にならない様、症状や日常生活に関する資料を作成。
それを診断書作成の際に添付して作成依頼をしました。
診断書作成後、内容を確認し、検査数値の部分の検査日がかなり前でありましたが、訂正依頼をすると病院とのトラブルになりそうな回答であったため、申請となりました。
結果
障害厚生年金 2級
無事に受給が決定しました。今回審査からの返戻が2回あったため、決定までに時間が掛かってしまいました。
1回目の返戻は予想通り「検査日が古いので認定日付近の検査結果に訂正するように」とのこと。
申請前の依頼は難色を示されたが、国の審査からの依頼であるということであれば対応してもらえるだろうと思い訂正依頼。
訂正は一部訂正してもらえたのですが、訂正が無い部分もあり、その検査はそれ以降行っていないとのことでした。
再提出して、再度返戻。「医学的にその検査をしていないということは考えにくいので、再度確認してほしい」とのこと。
病院にその旨伝え、訂正依頼。そうすると、指摘のあった検査結果が訂正されて出てきました。
最初の段階できちっと対応していただければ2回の返戻もなく、結果も早くでてたと思います。
時に病院の対応が杜撰なため、このような結果となってしまうことがあります。
病院規模が大きく、忙しいという背景があるのかもしれませんが、結局計3回も対応時間を取られるくらいであれば初回で済ませておけばよかったのではないかと感じています。
とりあえず、時間は掛かりましたが遡及請求も認められたこともあり、本人、ご家族も喜んでいただけたことが幸いです。
今回のケースの様に、病院の対応で思わぬ苦戦をすることがあります。
専門家としてなんとかしようと尽力しますが、病院側の理解が無い場合はどうしても時間が掛かてしまうこともあります。
また、審査からの指摘というのは専門性が非常に高く、本人達ではうまく説明できず、さらに時間を喰ってしまうことも多くあります。
障害年金申請というのは、インターネット等で調べたり、年金事務所での相談で解決しない、思わぬポイントが多くあるため、予想以上に難易度が高いと感じます。
知識や経験が無ければなおさら難易度が高くなるのではないでしょうか。
問い合わせ、面談は費用が掛かるから不安と考えている方もいるでしょう。
当センターでは問い合わせ、面談は何度でも無料です。
遠慮はいりません。まずは問い合わせをしてみてくださいね。