自閉症スペクトラム障害で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談者
相談者:男性 30代
傷病名:自閉症スペクトラム障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2.級
支給月から更新月までの総支給額:年額約145万円 更新月まで約290万円
相談時の相談者様の状況
この方はHPをみて、ご連絡いただきました。自閉症スペクトラム障害の症状や発達障害独特の症状より、ご自身での申請は難しいとの判断で、依頼できる人を探していたところ、当センターを見つけ連絡したとのこと。
一見すると障害が無いように見えるが故に、理解が得られず相当苦しんでおられた様子で、治療に専念し、少しでも良い環境に変えていきたいと言う気持ちもあり、その実現に向けてサポートしていただきたいとのことでご依頼となりました。
相談から請求までのサポート
自閉症スペクトラム障害ということで、出生から現在までの病歴等をヒアリングする必要があったのですが、ご自身の特性を非常に理解されていて、面談時には過去の手帳等をご持参され、それが非常に有用な資料となりました。これだけ几帳面に資料を残している方は滅多におらず、そのことが障害年金申請には有利に働きました。また、病状については審査に必要な日常生活状況について、しっかりとヒアリングをし、資料を作り上げ、診断書作成となりました。
主治医の協力もあり、十分な診断書となったため、申請へと移りました。
結果
障害厚生年金 2級
無事に受給が決定しました。自閉症や発達障害は他の精神疾患より少し難易度が高いように感じています。
他の精神疾患と違い、一見するとわからないからです。だからこそ本人も本当に苦しんで、もがいているかたも沢山いらっしゃいます。また、主治医の理解が得られないことも多く、診断書が非常に軽く作成されてしまうということもお聞きしています。
人によってさまざまな症状を、如何に主治医に納得できるように伝えて診断書を作るか、病歴就労状況等申立書にはどんなことを記載するかが本当に重要になってきます。
発達障害という病気が昔に比べて認知されてきたのは事実ですが、逆に発達障害という病名を簡単に用いてしまった結果、
診断として幅の広い疾患となっているように感じます。だからこそ、障害年金申請においては難易度が高いのではないかと思います。
ご自身での申請はハードルが高いと感じた方は、すぐにでも当センターのような専門家に相談してみてください。
一番良い形で審査を受ければ受給できるかもしれません。
何よりも、最初の一歩が肝心です。勇気を出して、一歩を踏み出したお客様に相談して良かったと言ってもらえるよう、懇切丁寧にご相談にのりますので、遠慮なく問い合わせて下さいね。電話だけでなく、メールや受給判定もHPにはありますのでご活用くださいね。